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うだつの上がる町並みを会場に開催されている「美濃和紙あかりアート展」 |
岐阜県美濃市で、10月7日(土)と8日(日)の2日間、市内のうだつの上がる町並み(泉町・本住町・加治屋町・常盤町・相生町・俵町・魚屋町)を会場に「第13回美濃和紙あかりアート展」を開催した。
今年で13回目を迎える美濃和紙あかりアート展は、一般応募で集めた「美濃和紙を使ったあかりアート」をうだつの上がる町並みにならべる展覧会。
イベントは、市民有志による実行委員会を中心に企画運営を進められている。作品はプロ・アマ・国籍を問わず誰もが応募可能とし、応募条件を満たす作品は事前審査なしで会場に展示し
た。
イベントの出展数・来場者数は回を重ねるごとに増加していて、平成12年に岐阜県知事賞、平成14年に国の「ふるさとイベント大賞総務大臣賞」を受賞して知名度が向上したこともあり、平成15年の第10回には出展数は650、来場者数9万人になった。
「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のこと。美濃市には日本で最も多くこの「うだつ」が残っている。かつては裕福な家しか「うだつ」を造ることができなかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」という言葉の由来になった。
関連情報:
美濃市観光協会 http://www.minokanko.com/