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■地産地消のモデルに富山県氷見市の事業を選定

 農林水産省は、地域で生産を行った産品をその地域で消費したり、農業者と消費者を結び付けたりする地産地消の取り組みを推進するため、農業、給食、商工、観光など地域全体で取り組む「地産地消モデルタウン」として、富山県氷見市のきときと氷見地消地産推進協議会 による事業を選定した。  

 富山県氷見市の農業従事者のうち65才以上の比率は36.1%で、高齢化や担い手不足による農地の荒廃により農業や農村の維持は難しくなっている。 その解決策の一つとして、氷見市では平成15年から市・農協、漁協、商工会、教育委員会等からなる「きときと氷見地消地産推進協議会」を設置し、地元で生産し たものを地元で消費するだけにとどまらず、「地域の需要動向を把握しながら、それに見合った生産計画をたて、安定的な生産体制を構築する」という意味で「地消地産」と言い換えて推進してきた。

 氷見市では今年度、氷見市地消地産推進条例(仮称)を制定し、氷見産コシヒカリ100%の米飯、米粉パン給食をはじめ、氷見市ならではの魚介類、 山・野(野菜・肉・山菜等)の食材の有効活用を目指している。 特に、学校給食の地場産食材の使用割合の向上、食育講座の開設等の取組を重点的 に推進することにより、@農林水産業の活性化と食糧自給率の向上A食生活の改善と 食育推進B地域特産物の拡大と中山間地の定住促進等を目的とする「食育等との連携による地産地消モデルタウン」を実現するという。

関連情報:
富山県氷見市 http://www.city.himi.toyama.jp/

2007年4月15日

 


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