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■山梨、静岡両県でご当地ナンバー「富士山」の導入が開始

 自動車のナンバープレートで、運輸支局の新設を伴わない新たな地域名表示ナンバープレート、いわゆる「ご当地ナンバー」で、山梨・静岡両県にまたがる「富士山」ナンバーの導入が2008年11月4日より始まった。対象となるのは静岡県の富士市、富士宮市、御殿場市、裾野市、小山町、芝川町の6市町と山梨県の富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、道志村の7市町村の合計13市町村。

 2006年10月から地域振興や観光振興に活用するため導入が始まったご当地ナンバーに該当する地域を使用の本拠の位置とする自動車には、新地域名表示のナンバーが交付される。富士山ナンバーは複数の運輸支局をまたいだナンバー交付の初めてのケースで、富士山周辺地域における地域振興、観光振興、地域の一体感等を醸成するためのシンボルとしての役割を果たしていくことが期待されている。

  これまでに、仙台、会津、つくば、那須、高崎、川越、成田、柏、金沢、諏訪、伊豆、豊田、岡崎、一宮、鈴鹿、堺、倉敷、下関という18個のご当地ナンバーの交付が始まっている。富士山ナンバーの場合、対象地域が複数の運輸支局等にまたがり、行政事務等への影響等について慎重に検討を行う必要があることから、2006年度の導入は見送られ ていた。

 地元では今回の「富士山」ナンバーというブランドを冠することで、地域のイメージアップや活性化につながると期待している。

関連情報:
国土交通省 プレスリリース

2008年11月24日




   



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