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■下呂温泉の伝説や昔話を観光資源に、影絵昔話館の公演

 岐阜県の下呂温泉合掌村では、下呂市・下呂温泉の伝説や昔話を観光資源として光をあて、広く伝えることを目的に影絵昔話館「しらさぎ座」で、日本で最初の現代影絵専門劇団で劇団かかし座の2009年公演を2月から行う。 しらさぎ座は2008年7月にオープンした全国初の影絵の常設劇場で、本格的で新感覚な影絵劇を楽しむことができる。観劇料金は大人・子供とも1人300円。

 2009年の演目は、下呂温泉に伝わる「しらさぎ伝説」と、下呂市小坂町に伝わる「力持ち小太郎」の2題。この影絵劇は、下呂温泉合掌村でしか見ることのできない下呂温泉独自の企画作品で、しらさぎ座のステージ全面を使用する3面のスクリーンを通して、劇団かかし座の劇団員が生き生きと舞台を創り上げる。

 下呂温泉にある合掌村は、世界遺産の白川郷から移築された10棟の民家が並び、雪深い飛騨の生活を知ることのできる貴重な施設で、茅葺き民家の1棟は、国の重要文化財に指定されている。その中にある「しらさぎ座」は、大衆演劇の公演を行なう演芸館で月替わりで全国の劇団が旅芝居を上演している。建物は合掌造り、舞台は総檜造りで全国的にも珍しいコマ回し式の回り舞台を備える本格的な演芸場になっている。

関連情報: 下呂市観光情報

2009年1月2日







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