福井県鯖江市の鯖江商工会議所は、「ふるさと鯖江の日」制定記念事業の一環で「鯖江ご当地B級グルメ」のレシピ募集を開始した。福井県の名物料理は「ソースカツ丼」「おろしそば」「へしこ」「水ようかん」などがあるが、鯖江市にはこれといった知名度の高い料理がないことから、一般消費者からアイデアを募って、ご当地グルメとして普及させようというもの。
応募締切は12月18日で、応募の条件は鯖江産の農産物を2品目以上使用すること。採用数は3点で、副賞は賞金3万円。2010年1月に開催する「鯖江市男女共同参画フェスタ」で試食会が行われる予定。
静岡県の富士宮やきそばや、栃木県の宇都宮餃子など美味しくて安い、地元の人から愛されるご当地料理
を「B級グルメ」と位置づけ、地域活性化に活用しようという動きが広がっている。B級ご当地グルメのコンテストである「B-1グランプリ」も話題になっており、
イベントでの集客効果も高い。今回の鯖江市のレシピ募集は、新しいB級ご当地グルメを作り上げようという試みで、新しい料理を地域活性化につなげられるかが注目される。
関連情報:
鯖江商工会議所
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