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■“怒り”もブランド?、赤穂で川柳募集し浅野匠頭の命日に奉納

2005“怒り”の川柳コンクール優秀作品
 兵庫県・赤穂商工会議所では、「2005身近な“怒り”の川柳コンクール」を開催し、浅野匠頭長矩の命日(切腹した日)にあたる3月14日、赤穂大石神社にて、入選作品の発表式と“怒りの絵馬”の奉納祭が行われた。

 赤穂といえば「忠臣蔵」。そのストーリーは単なる仇討ちではなく、幕府に対する想いが赤穂義士たちの義憤公憤として形に現われたもの。その“怒り”の行動が当時の江戸に明るさを導き、大衆を魅了して後世まで語り継がれることとなった。この“怒り”を地域活性化の切り口として、“怒りのまち赤穂”というブランドを全国に発信し、新しい文化の構築を目的に開催されたのが今回のコンクール。赤穂商工会議所内に設置された、「怒り」の文化開発推進実行委員会が実施した。

“怒りの絵馬”を無事奉納
 本コンクールは、今回で2回目。“怒り”をテーマとした川柳を指定の絵馬にしたためて応募することを条件とし、昨年10月から今年の1月末まで作品を募集した。コンクールの様子が募集期間中にマスコミで報道されるなどして話題になり、応募作品数は1回目の835点から2回目は1451点にまでのびた。近畿を中心に42都道府県、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から応募があった。

 受賞者に参加を呼びかけた発表式には、県外を含め18名が出席し表彰式も行われた。その後奉納された応募全作品は、来年1月まで同神社にかけられ、最終的にはお炊き上げによって“怒り”が癒されるという。

 「コンクールを通じて“怒りの赤穂”の認知を少しずつでも上げていきたい」(同実行委員会関係者)とするねらいは、徐々に効果をあげつつある。コンクールは、3回目の実施も計画中。募集開始は秋頃予定。

2005身近な“怒り”の川柳コンクール 
<大賞>  利子よりも 高い切手で 来た通知 
<優秀賞>  転勤も リストラもなく 職もなく 
定年後 誰が決めたか 妻の部下
働らいた 汗より株が でかい顔  

関連情報:
あこうワイワイどっと混む内関連ページ http://www.ako-wai2.com/coll/index.html

2006年3月20日

 


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