■京都商工会議所、「京都ブランド」の価値向上へ活動を強化 |
京都商工会議所は、産学公連携事業の推進、中小企業の振興と並んで、「京都ブランド」の推進を重点事業の一つに掲げている。
歴史、文化、先端技術、観光など、京都の優れた資源の総和を「京都ブランド」と位置づけ、さらに磨きをかけることによって、都市としての品格を高めていくことを目的としている。
その活動の一環として、5月上旬に、書籍「京都の都市格(ブランド)を考える〜京都創造者ハンドブック〜」を発売した。
京都を代表する著名人をはじめ、市民運動を通じて京都を美しくしようと活動されている人たちが 京都に対する思いを語っている。
B6版、128ページのカラー刷りで、価格は1000円(税込)。
内容は、以下の通り。
1.京都的DNAの起源
1200年の歴史を誇り、「伝統と革新」を繰り返している京都。
【おもな登場人物】
・東伏見 慈晃 氏(青蓮院門跡 門主)
・芳賀 徹 氏(京都造形芸術大学 学長)
・ジェフ・バーグランド 氏(帝塚山学院大学 教授)
・茂山 千作 氏(狂言師)ほか
2.京都スタイルの息吹
自然、歴史、文化、伝統、技術・・・どれも京都オリジナル。
【おもな登場人物】
・新木 直人 氏(賀茂御祖神社 宮司)
・高橋 英一 氏(瓢亭 店主)
・西村 明美 氏(柊家 女将)
・大友 直人 氏(京都市交響楽団 常任指揮者) ほか
3.京都流おもてなしの真髄
4.京の「おもてなし」こころで考える編
ほかにも、同商工会議所では、5月〜7月の第2・4土曜日(計6日)に京都工芸繊維大学センターホールで「京都ブランド」創生講義2006を実施するほか、
「京都ブランド」への取り組みへ向けた連絡会である「京都ブランド推進連絡会」(仮称)の設置を検討している。
関連情報:
京都商工会議所 産業振興部 http://www.kyo.or.jp/kyoto/index.shtml
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