■「ケンケンかつお」を全国事業へ、ブランド化を促進 |
和歌山県西牟婁郡のすさみ町は、名産品の「ケンケンかつお」を全国ブランドにするため、「ケンケンかつお・黒潮の恵みコラボレーション事業委員会」を設立した。同町の商工会が中心となって、カツオを使った観光客誘致や土産品の開発などを行って、地域の活性化に結びつける。
ケンケンかつおは、引き縄漁の一種であるケンケン釣りで釣ったカツオのこと。同町では2002年、ケンケン釣りのカツオをRPするため、商工会、町、漁協、観光協会が「すさみケンケンかつおブランド化委員会」を組織した。
今回は、全国商工会連合会から「小規模事業者新事業全国展開支援事業」として認定を受け、約800万円の補助を得る。
「ケンケンかつお・黒潮の恵みコラボレーション事業委員会」は商品開発、味覚ツアー、体験ツアー、販路開拓の4分野について取り組む。具体的な活動としては、ケンケンかつお味覚ツアー、ふるさとメーリングリスト、土産物の開発、パンフレットやDVDの配布、宿泊施設と連携したケンケン漁や漁具作り体験、初ガツオのオークション、ケンケンかつおとイセエビの新作料理の募集、などを計画している。
関連情報:
すさみ町商工会 http://www2.ocn.ne.jp/~aritafum/
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