|
▲
大阪おいでやすポータル
|
平成19年度までに外国人旅行者を200万人程度とする目標を掲げる大阪府は、「VISIT OSAKAキャンペーン」による集客促進の取組みを進める。特に東アジアにおける春節・旧正月の大型連休を中心とした期間には、中国・韓国・
台湾・香港などから多くの旅行者が大阪を訪れている。今年は2月18日が旧正月で、府内各地でこの期間に海外からの集客促進に向けて様々な取組みを展開する。
心斎橋筋、戎橋筋、道頓堀、宗右衛門町には、中国語による案内マップ(おいでやすマップ)を作成し、旅行会社や大阪ミナミ周辺のホテルを通じて旅行者に配布するほか、
店舗での外国人客をもてなすためのホームページを開設する。中国・韓国・台湾・香港などから旅行客が来店したときの店舗における接客方法や店頭や店内での各種表示物作成のヒント、簡単な挨拶、指差し会話集などについて、映像を盛
り込みつつ大阪観光コンベンション協会のホームページ上で紹介する。
また、関西空港では外国人のウェルカムイベントを実施、2月19、20日には、 旅客ターミナルビル1階中央の「関西観光情報センター」前で、海外からの旅行客に日本の文化に触れてもらうため、野点を行い、お茶と和菓子を提供する。
大阪府への海外旅行客数は好調に推移している。国土交通省が発表した「宿泊旅行統計調査第二次予備調査」(平成18年6月〜8月の3カ月間の調査)では、宿泊施設の定員稼働率(宿泊者数÷総収容人数)は、大阪府が全国1位。全国平均46.1%(大阪62.1%、東京62.0%、沖縄58.9%)。また、外国人宿泊者数は大阪府が全国3位。全国502万人泊(東京175万人泊、北海道56万人泊、大阪47万人泊)。
宿泊者数に占める外国人宿泊者数の割合は、大阪府が全国2位。全国平均6.5%(東京20.2%、大阪12.5%、千葉11.6%)。
関連情報:
大阪おいでやすポータル http://www.osaka-oideyasu.jp/