■熊野のヤタガラスの地域キャラクターを「八咫之助」「八咫姫」と命名 |
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「八咫之助」と「八咫姫」 |
世界遺産に登録された「熊野」で、信仰の中心となる熊野本宮がある和歌山県田辺市本宮町本宮が、八咫烏(やたがらす)をモチーフにしたオスとメスのキャラクターの名称が「八咫之助」(やたのすけ)と「八咫姫」(やたひめ)に決定した。八咫之助は山伏姿、八咫姫は平安衣装をまとっている。
2008年7月から9月末までに、本宮の宿泊客などにアンケート調査を実施したほか、インターネットを通じたて合計1206通の応募のなかから決定した。世界遺産の熊野本宮大社の旧社地である
大斎原(おおゆのはら)にて開催される「八咫の火祭り」のキャラクターなどに使われる。「八咫の火祭り」は1999年に第1回が開催され、和ろうそくを灯した時代行列が現在の熊野本宮大社から旧社地へと進む。
八咫烏は、日本神話で熊野国から大和国への道案内をしたとされる三本足のカラスで、熊野の神の使いとされた八咫烏の伝説にならい、「八咫の火祭り」「導きの祭」ともされている。
この2体のキャラクターは、本宮町商工会と八咫の火祭り実行委員会が本宮地域キャラクターとして制作したもの。祭り当日にはこのキャラクターがデザインされたTシャツなども販売された。
今後は地域のキャラクターとして様々な活躍をすることが期待されている。
関連情報:
熊野本宮ホームーページ
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