■「水都大阪2009」に向け、大阪・中之島で「水の都」をアピール |
大阪府は、橋下徹知事の肝いりのプロジェクトである「水の回廊ライトアップ」の点灯式を、12月13日に大阪市中之島地区で行った。これは行政・民間が一体となり、水の都大阪を再発見・発信するイベント「水都大阪2009」の開催を翌年に迎えた府が、
実施する「水の回廊」ライトアップ点灯式における一連の式典の一部で、錦橋ライトアップ点灯式、街河灯点灯式・南天満公園桜ライトアップ点灯式などが順次行われた。
大阪は縦横に開削された堀川から歴史的に大きな恩恵を受けてきた。水面には無数の船が浮かび、浜には蔵が立ちならぶ。道頓堀の芝居小屋や中之島の納涼など、川辺はしばしば賑わいの場ともなったが、近代以降、水路での移動が減り、水質の悪化も進んでいる。こうした状況を改善するため、「川」を新しい都市景観を創出し、産業・文化を創造するものと位置づけ、大阪の都市再生につなげる。
2009年に実施する市や民間が共同で実施するプロジェクト「水都大阪2009」は、都市再生の成果を伝えると同時に、美しい「水の都」大阪の復興を全国に訴えかけるのが目的。 中之島公園や八軒家浜、水の回廊などを中心に水の都大阪の魅力を再発見し、広く発信するとともに、市民のまちづくり活動を活性化することを目的に、大阪府・大阪市・経済界が一体となって実施する。
関連情報:
水都大阪22009
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