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　安くておいしいと地元で愛されるＢ級ご当地グルメを集めてナンバーワンを競う「B-１グランプリ」の2011年に開催される第6回大会の開催地が、兵庫県姫路市に決定した。B-1グランプリを主催するB級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会（愛Bリーグ）が決定し、誘致活動をしてきた姫路食文化協会が発表した。同協会や姫路市、姫路商工会議所などが実行委員会を組織し、2011年秋の開催に向けて準備を進める。会場は姫路城周辺になる予定。　

　B-1グランプリは2006年2月に青森県八戸市で第１回が開催され、第２回は静岡県富士宮市、第３回は福岡県久留米市、今年の第4回は秋田県横手市で行われた。年を経るごとに話題を呼んでＢ級グルメブームの火付け役となった。今年の第４回大会には、全国各地の26団体が参加し、２日間で約27万人を集めるなど地域おこしの切り札としても注目されている。

　2010年の第5回大会は神奈川県厚木市で開催されることが決まっており、第6回大会の開催地がどこになるかに注目が集まっていた。姫路市のほかにも青森市、浜松市、北九州市、岐阜県各務原市 の合計5市が立候補したが、これまで近畿圏では開催されてこなかったなどの理由から姫路市に決定された。

　誘致活動を行ってきた姫路食文化協会は、横手大会に「姫路おでん」を出品し、入賞は逃したがエフエム秋田特別賞を受賞している。