■"妖怪列車"のJR境線で「ねずみ男」列車が運転開始 |
JR境線の妖怪化がいっそう進む。
JR米子支社、鳥取県、米子市、境港市が共同事業として「境線の観光路線化」を進めており、2月19日には漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の人気キャラクター「ねずみ男」のイラストが描かれた列車の運行が始まった。
JR西日本管内の鳥取県米子市と島根県境港市をつなぐJR境線は"妖怪列車"として知られている。
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるさんが境港市出身のことから、同線では1993年から妖怪イラスト入り列車の運行を行っている。現在、新「鬼太郎列車」1両、旧「鬼太郎列車」2両、今回の「ねずみ男列車」2両の計4両がある。
今年4月〜5月にJR西日本が実施する「山陰デスティネーションキャンペーン」の重点項目としている。
JR境線の各駅では、構内に以下のような装飾を施し、妖怪列車と連動した観光路線化の強化を行っている。
<米子駅(ねずみ男駅)構内> ・妖怪ブロンズ像: 2体 ・妖怪(一反木綿)シメナワ: 1基
※ 妖怪駅名柱: 1基、日本妖怪リスト吊下げ看板: 1基、妖怪案内板: 1基
<中間駅>・・・妖怪駅名板 ・博労町駅(コロポックル駅)北海道地区 ・富士見町駅(ざしきわらし駅)東北地区 ・後藤駅(どろたぼう駅)北陸地区 ・三本松口駅(そでひき小僧駅)北関東地区
・河崎口駅(傘化け駅)南関東地区 ・弓ヶ浜駅(あずきあらい駅)東海地区 ・和田浜駅(つちころび駅)中部地区 ・御崎口駅(砂かけばばあ駅)北近畿地区 ・大篠津駅(べとべとさん駅)南近畿地区 ・中浜駅(牛鬼駅)山陰地区 ・高松町駅(すねこすり駅)山陽地区 ・余子駅(こなきじじい駅)四国地区 ・上道駅(一反木綿駅)九州地区 ・馬場崎町駅(キジムナー駅)沖縄地区
<境港駅(鬼太郎駅)構内> ・妖怪ブロンズ像: 4体 ・アーケード付一反木綿: 1基 ・妖怪の国ゲート: 1基 ・防風壁「妖怪カッティングシート」貼り: 3箇所
関連情報:
境港市観光協会 http://www.sakaiminato.net/
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