地域団体商標
 
 

 

 

Google ホームへ

tiiki.jpを検索
ネット検索
 

このサイトは、BRI ブランド総合研究所が運営しています<会社情報> お問い合わせは専用フォームでお寄せください



■よみがえったブランド「手延べうどん 櫻」で“麺どころ岡山”をPR

約80年ぶりによみがえらせたブランド「手延べうどん 櫻」
 岡山県製粉製麺工業協同組合で、昨秋、約80年ぶりによみがえらせたブランド「手延べうどん 櫻」が、最近、地元の新聞で取り上げられるなどしてひそかな話題になっている。

 うどんといえばいまや讃岐が全国区だが、もともと岡山県も日本有数の“麺どころ”。すでに400年くらい前には、岡山県の鴨方あたりを中心に手延べ麺の産地として栄え、明治の終わり頃には兵庫県の播州に次ぐ産地となり、“備中の麺”としてその名を高めていた。そうした名声を今一度呼び戻そうという取り組みが、「櫻」の復活劇につながった。「櫻」は、明治初期から大正末期まで生産されており、当時の“人気ブランド”だった。同協同組合の藤原憲正理事が、過去の資料をひも解いて再現させた。

 手延べうどんとは、小麦粉をねりあげた生地を棒状にし、2本の棒の両端に掛けて何度も引き伸ばし細めながらうどんの形に仕上げられたもの。讃岐などの、包丁で切り出す手打ちうどんとは違い、表面がなめらかでねばりが強く、“もちっとした食感”が楽しめるのが魅力。手延べうどんそのものは、「櫻」が再生産されるようになる前からいくつかのブランドが、県内で製造、販売されているが、岡山を代表する銘産品というまでには育っていない。

 「いいブランドがあっても陽の目をみないこともある。何とか「櫻」を広めていくことで、“岡山に手延べうどんあり”を知らしめるキッカケにしたい」と同協同組合の担当者。
 ちなみに、「櫻」は、同協同組合会員メーカーのかも川手延素麺(株)から取り寄せることができる。

関連情報:
岡山県製粉製麺工業協同組合 TEL:0865-44-8002(かも川手延素麺(株)内)
かも川手延素麺 http://www.kamote.co.jp/index2.html

2006年3月14日

 


注目記事


Copyright (C) 2006-2011 Brand Research Institute, Inc.