■上勝町「葉っぱビジネス」の仕掛け人がセミナー開催 |
山に生える変哲のない木の葉や小枝を料理に添える「ツマモノ」として商品化して大きな成功を収めた「彩(いろどり)事業」」を推進する徳島県上勝町。
この彩事業の仕掛け人であり、現在第三セクター「株式会社いろどり」の取締役を務める横石知二氏が、葉っぱビジネスのセミナーを実施している。6月14日から8月7日にかけて、上勝町で1泊2日の研修を行う。
昭和61年に数軒の農家の協力を得て試験的に出荷を始めた彩事業は当初の年間売上はわずか120万円弱だったものが、現在では2億5000万円もの規模にまで成長した。面積の9割近くを占める山林を宝の山に変えたこの事業によって、深刻な高齢化・過疎化に悩んだ上勝町は四国を代表する元気な町に生まれ変わった。
同町で蓄積された経験をもとに、「儲かる仕掛け方」を具体的に解説・分析するというもので、地域に眠る資源を宝として活用する方法を探る。
関連情報:
株式会社いろどり http://www.irodori.co.jp/
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