■来年の大河ドラマ「龍馬伝」に合わせ、坂本龍馬で地域振興 |
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を契機に、坂本龍馬ゆかりの地で地域振興につなげようという動きが活発になってきた。坂本龍馬が生まれた土佐藩(現・高知県)では、坂本龍馬記念館、土佐電気鉄道などで構成する「龍馬・桂浜プロジェクト」が龍馬ゆかりの地をたどる観光ツアーを企画し、土佐電鉄を通じて発売した。 坂本龍馬をテーマにしたミュージカルオペラ「龍馬」もつくられ、10月24日の高知市での初演後、四国各県での公演を経て東京、横浜なども回る。また、高知県は、大河ドラマにあわせて「土佐・龍馬であい博」を開催する。
龍馬伝は、物語の主人公・坂本龍馬を俳優の福山雅治が演じる。幕末の志士のなかで、高い人気を誇る坂本龍馬は、土佐藩を脱藩後、貿易会社の亀山社中・海援隊を結成し、敵対していた薩摩藩・長州藩の合従連衡となる薩長連合を成立させ、徳川幕府から朝廷への大政奉還に向けて尽力した。
「土佐・龍馬であい博」のイメージキャラクターも決まり、観光宣伝物、事業等で使用するほか、高知県や高知県内の市町村、各種団体、事業者が印刷、製造、販売する各種印刷物、商品等に使用できるものとし、高知県観光のイメージアップを図るために活用される。2010年に向けて、坂本龍馬の知名度を活用したイベントは増えそうだ。
関連情報: 高知県ホームページ
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