■香川でハマチ養殖80周年を記念し「ハマチ3兄弟」として販売 |
香川県では、1938(昭和3)年に、ハマチ養殖に世界で初めて成功した時点から80周年を記念して、「ひけた鰤」「なおしまハマチ」「オリーブハマチ」の3種のハマチをハマチ3兄弟として販売促進していく。県内での百貨店や量販店でフェアを行い、「香川ハマチ大使」による試食の提供も行う。
11月にはブランドハマチの東京での販売促進会も行った。築地市場で買い付けを行うバイヤーなどが訪れて色や食味などをチェックした。
ハマチ三兄弟のなかで“長男”格はハマチ養殖発祥の地・引田で栄養バランスの良い餌で育てられる「ひけた鰤 」。2008年9月、特許庁の地域団体商標(地域ブランド)に登録され、今期から商標権のある養ブリとして流通している。“次男”は「なおしまハマチ」で、秋から冬にかけて急速に水温が下がる備讃瀬戸の海で、身の引き締まった美味しいハマチに育つ。香川県で最初に養殖魚トレーサビリティーシステムを導入したハマチで、直島漁協では生産履歴を公開して安心・安全を売り物にする。
“三男”は、餌に県産品のオリーブの葉を添加して2週間以上、継続投与した「オリーブハマチ」。11月から販売が始まった新しいブランド魚として育てる。
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香川県報道資料
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