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■「坂の上の雲」の商品化で第3次許諾商品を発表

 作家・司馬遼太郎氏の作品で、NHKがスペシャルドラマを11月から放送する「坂の上の雲」をつかった町づくりを進めている愛媛県の松山商工会議所は、商標権を持つ司馬遼太郎記念財団から商品化権の許諾業務の委託を受け、「坂の上の雲」を商品名に冠した許諾商品として3社3商品を発表した。

 商品化が許諾されたのは、愛媛県産のイワシのいりこにココアパウダー、ミルクパウダーをまぶした新しい発想の海産物である、龍宮堂の「えひめのいりこ『坂の上の雲』」(630円)、新居田物産のフルカラーインクジェットプリントのタオルハンカチである『坂の上の雲』タオルハンカチ、白和の『坂の上の雲』スポツマフラータオルの3点。

 松山商工会議所では、今年から「坂の上の雲」ブランドの商品化を進めており、すでに7社7商品が発売されている。今回の3商品を加えて、10社10商品が選定されたことになる。 松山商工会議所では、菓子、海産物、漬物、飲料(非アルコール)、麺類、タオルの6分野について、愛媛県内の企業から商品化について募集を行っている。

 小説『坂の上の雲』は松山出身の秋山好古、秋山真之の兄弟と、正岡子規の3人を主人公に、明治という近代日本の勃興期をいかに生きたかを描く青春群像小説。題名の『坂の上の雲』は、明治維新により近代国家への道を踏み出した日本が、そこを登り詰めてさえ行けば、やがては手が届くと思い焦がれた欧米的近代国家というものを「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えている。「坂の上の雲」はNHKが11月末より、3年にわたるスペシャルドラマとして放送することが決まっており、大きな注目を集めることが予想される。松山市では、商品ブランドに活用することで地域活性化に結びつけたい意向だ。

 

関連情報:   松山商工会議所 「坂の上の雲」商品化 第三次許諾商品発表について

2009年6月6日







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