■焼酎や黒酢など人材育てる「かごしまルネッサンスアカデミー」 |
鹿児島大学と鹿児島県は、焼酎や黒酢など地域を代表する食品産業を担う人材を育てる「かごしまルネッサンスアカデミー」を今秋にも同大で開講する。
焼酎・黒酢などをはじめとした食品産業に従事する社会人を主な対象に、１年間の講義を実施する。製造技術や経営力を高めて世界に通用するブランドを確立し、地域の再生を目指す。講座は、「食の安全管理」「経営管理」「健康・環境・文化」の３コースで構成
される。「食の安全管理コース」は夏の短期集中講座として開催し、「経営管理コース」「健康・環境・文化コース」は土日や夜間に行われる。
「かごしまルネッサンスアカデミー」は、文部科学省の科学技術調整振興費「地域再生人材創出拠点の形成」に基づく助成事業の一環。文科省より、5年間で2億5000万円(年間5000万円）の助成を受け、授業料は無料で、受講生は教材などの実費のみを負担する。
「地域再生人材創出拠点の形成」は、地域の大学と地元自治体が密接に連携し、大学が有する個性・特色を活かし、将来的な地域産業の活性化や地域の社会ニーズの解決に向けた、科学技術を活用した地域再生のための人材を創出することを目的としている。
関連情報：
鹿児島大学 http://www.kagoshima-u.ac.jp/
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