鹿児島県の薩摩焼を手がける県内の30〜40代の若手・中堅の陶芸家9人がグループ「So・La・9(ソラキュウ)」を結成した。
薩摩焼の伝統を見直し、新しい視点を取り入れて、鹿児島の工芸に新しい風を吹かせたいという。
「So.La.9」では、年一回、窯元作家の作品を持ち寄って日置市東市来町美山にある美山陶遊館の共同登り窯(四百年窯) に火を入れ、展示即売を開催する。
グループの名称は、南九州の伝統的な酒器ぐいのみ「そらきゅう」や、メンバーの人数「9人」、「southland(南国)」などの意味を込めて「South Land 9」の頭文字から「So.La.9」とした。
今年は、8月1日〜4日にかけて釉薬掛けや窯詰めを行って、8月12日に窯出しをした。13日以降は、美山陶遊館などで展示および販売を行う。
関連情報:
陶工房さつき http://www.to-satsuki.com/
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