大分県別府市で、地域通貨「湯路(ゆーろ)」を発行するまちづくりグループ「アチチ中央銀行」は、国の定額給付金をもじって名付けた「定額給付湯路」を3月1日から希望者に配布する。
湯路は、別府八湯アチチ探検隊が運営するアチチ中央銀行が管理を行い、「安心・本物の町の湯共同体(イ〜湯〜!)」が発行する、循環型の地域通貨および為替。湯路の価値は、それぞれの温泉やお店で変化し、おおむね100円程度の金券として、「湯路ガイド」に記載されている温泉や店、サービスに使うことができる。
定額給付湯路は3月1日から年3月31日まで、一人あたり12湯路が提供される。18才以下と65才以上については一人8湯路が追加され、20湯路が提供される。総額10000湯路まで先着順で提供される。発行された湯路は、温泉11カ所と約20店で利用できる。
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