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■アジア最大の食の展示会「FOODEX JAPAN2006」が開催

 2006年3月14日から17日にかけて千葉市の日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で、「FOODEX JAPAN2006 / 第31回国際食品・飲料展」が開催された。 同展示会は、アジア・環太平洋地域では最大規模の食品・飲料トレードショー。31 回目を迎える今回のメインテーマは『つなげる、つながるー日本と世界の食文化』。 日本全国だけでなく世界79カ国の食品・飲料について新しい提案・情報を発信し、“売り手”と“買い手”をつなぐ「出会いの場」「交流の場」「商談の場」を提供した。

 製品の素材や製法のこだわりなどを明確に打ち出した商材が多数展示紹介された。同展示会の来場者数は、4日間で9万5772名。前年を3000名ほど上回った。

 出展製品は、食品分野が農産物(生鮮・冷凍・ドライ)、農産加工品、穀物、畜産物(冷凍・ドライ)、肉加工食品、乳製品、水産物(生鮮・冷凍・ドライ)、水産加工品、調理済食品、レト ルト食品、惣菜、デリカテッセン、健康志向食品、オーガニックフーズ、調味料・香辛料、ベビーフード・シルバーフード、各種麺類、ベーカリー、デザートなど。 飲料分野が、アルコール飲料(日本酒・焼酎、ビール、ワインなど)、ソフトドリンク、コーヒー・紅茶、ミネラルウォーター、日本茶・その他茶類、健康志向飲料など。

 国内出展者による集中展示では、「日本の味全国食品博」が日本・世界中から来場するバイヤーへ向け、全国各地の特色ある食品・飲料を紹介した。今回は新たに秋田県、千葉県、富山県、熊本県、宮崎県、山形県、紀伊長島町(三重県)、津和野町 (島根県)が加わって展示を行った。農水畜産加工製品を中心に、その販路開拓、ブランドイメージの普及・向上・強化を目的に出展内容に工夫を凝らした。

 「総菜・中食PLAZA−FOODEX DELI−」では、生産方法にこだわった原料・素材、主に野菜を中心とした出展が増加した。 様々な惣菜・中食向け製品が調理実演も交えて提案された。近年の惣菜・中食業界の伸びに伴って、食品容器の廃棄量も問題視される中、環境に配慮した食品容器の出展も行われた。

 「HEALTH、ORGANIC & NATURAL PLAZA」では、消費者の健康志向の高まり、高齢化、生活習慣病、医療費の増大などを背景に健康志向食品のニーズ はますます高まっており、健康志向製品に取り組む企業が増加の一途にある。その背景から、今回の出展 製品は、製法・素材にこだわった調味料や、有機栽培の果実を使用した飲料・菓子などの出展が多かった。 最近話題のマクロビオティック商品も展示される。その他、健康維持・美容のための製品も多く、健康志向食品が数多く展示された。

 「TEA COFFEE PLAZA」では、葉、茶系飲料、茶関連製品やコーヒー豆、インスタントコーヒー、各種コーヒー飲料等、原料のみならず関連製品などが展示された。 健康志向の流れを受け、「お茶」関連のさまざまな商材が一堂にそろい、製法や産地にこだわった製品や食の安心・安全に配慮した製品が展示された。 一方、「コーヒー」分野においても、本格志向など味覚の差別化を明確に打ち出した商材やポリフェノールなどのコーヒーの特徴を活かした製品が展示された。

関連情報:
FOODEX JAPAN http://www.jma.or.jp/foodex/

2006年3月20日

 


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