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■環境省が第2回エコツーリズム大賞を公募

 「エコツーリズム」の普及、定着を進めている環境省は、第2回エコツーリズム大賞の公募を行う。

 エコツーリズム大賞は、エコツーリズムを実践する地域や事業者の環境への配慮や地域づくり等の優れた取組事例を広く紹介し、更なる質の向上や継続に意欲を与えるとともに、関係者の連携、情報交換などによる連帯意識の醸成を図ることを目的としてい る。募集期間は10月16日(月)から12月4日(月)までで、 エコツーリズムに取り組む自治体、地域の組織団体、事業者などからの応募を受け付ける。来年1月下旬に環境省が開催するイベントで表彰式を行う予定。

 第1回エコツーリズム大賞は、平成17年2月15日から3月31日の募集期間に90件の応募があり、昨年6月に愛知県名古屋市で開催された「愛・地球博覧会」会場で表彰式が行われた。

 第1回は、自然観察ガイド業、野生動植物保護管理事業の受託、環境学習事業、講演会、セミナー等の開催及び講師派遣などを行うピッキオ(長野県北佐久郡軽井沢町)が大賞を受賞した。また、優秀賞は、小笠原ホエールウォッチング協会(東京都小笠原村)、南信州観光公社(長野県飯田市)、ホールアース自然学校(静岡県富士郡芝川町)、 やんばる自然塾(沖縄県国頭郡東村)が受賞している。

 環境省エコツーリズム推進会議の定義によれば、エコツーリズムとは、自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、 学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のあり方をいう。

 エコツーリズムを推進することで、環境保全に対する旅行者や住民の意識が高まり、地域の自然環境・文化 資源の保全が期待できる。また、観光振興では、新しい旅行のニーズに対応し、新たな観光需要を起こすことができ、 雇用の確保、経済波及効果、住民が地域に誇りを持つこと等により地域振興につながるとしている。

関連情報:
環境省 エコツーリズム大賞の募集について
 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7598

2006年10月21日

 


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