財団法人・伝統的工芸品産業振興協会は、「全国伝統的工芸品公募展」への募集を開始した。同展は日本文化である伝統工芸品の顕彰展示会。
今年度は「これからのくらしへ」をテーマとして、「全国各地に受け継がれてきた伝統の技と材料を活かしつつ、使用目的や使い手について考え、視覚的な美しさはもちろん手触りや使い勝手などにも充分配慮した魅力ある作品」を公募する。
応募資格は、伝統工芸品を製作する個人、グループ、企業、産地組合、団体等。応募作品は、一般公募作品および産地推薦作品。後者は経済産業大臣指定伝統的工芸品の指定申請組合が推薦する作品で、伝統的工芸品1品目1作品。応募票
をホームページよりダウンロードして印刷し、所定事項を記入して、11月24日(金)までに、事務局へ郵送、ファックスで送る。応募手数料は無料。
応募条件は、
・ 「伝統工芸品」であること。「伝統工芸品」とは、その製造の技術・技法に約100年以上の歴史を有し、製造過程の主要部分が手づくりであることを意味する。(経済産業大臣指定伝統的工芸品に限るものでは
ない)
・ 1年以内に製作された他の全国規模のコンクール(「日本伝統工芸士会作品展」を除く)に応募していない作品であること。
・ 販売可能であること。(現品のみでなく生産が可能である作品)。
・ 伝統工芸品の品位を損なわなければ新しい材料を使用した工芸品の応募も可能だが、新材料の名称、使用理由、使用方法を明示したものに限る。
・ 原則として、展示の際、縦・横・高さが2メートル以内であること。
関連情報:
平成18年度 全国伝統的工芸品公募展 応募要項 http://www.kougei.or.jp/wnew/18/kouboten18.html
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