■グリーンツーリズム大賞に岩手県・葛巻町畜産開発公社 |
毎日新聞社が主催し、グリーンツーリズムの先進的な活動を表彰する「グリーンツーリズム大賞2006」で、岩手県葛巻町の「社団法人・葛巻町畜産開発公社」が大賞となった。農林水産大臣賞と副賞の賞金100万円が贈られる。
優秀賞(賞金20万円)は「暮らし考房」(山形県金山町)、「しまなみグリーン・ツーリズム推進協議会」(愛媛県今治市)、「社団法人・西土佐環境・文化センター 四万十楽舎」(高知県四万十市)の3団体が受賞した。
グリーンツーリズム大賞は、毎日新聞社の主催により、農林水産省、国土交通省が後援し、ANA、キリンビール、JR東日本、東京電力、東芝ソリューション、トヨタ自動車、日本生命、ベネフィット・ワンの各社が協賛するイベントで、今回が4回目。全国から寄せられた166件から、ビジネスとして成功しているか、地域の活性化に貢献しているかなどを基準に選考委員会(委員長、榊原英資・早稲田大教授)が審査した。
大賞を受賞した葛巻町畜産開発公社は、1976年の設立で、くずまき牧場・袖山高原牧場・上外川高原牧場・玉山牧場・大野牧場の総面積1774ヘクタールを所有する。
町内・関東方面の酪農家から仔牛を預かり、妊娠牛で返す乳牛雌哺育育成事業や、 黒毛和種と羊(サフォーク種)を肥育し、販売・レストランの食材として供給する肥育事業などのほか、
宿泊施設やレストランの運営、乳製品やパンの製造のほか、牧場全体でグリーンツーリズムや酪農教育ファームに取り組み、都市住民との交流を積極的に展開し、体験学習などの受け入れに力を入れている。
関連情報:
毎日新聞社:グリーンツーリズム大賞:葛巻町畜産開発公社が受賞 http://www.mainichi.co.jp/information/news/20061212-114531.html
|