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　安くておいしい全国各地のＢ級ご当地グルメを集めて競う「Ｂ−１グランプリ」の第３回大会が１１月１日と２日、福岡県久留米市で開催された。来場者が食べ終わった割りばしで気に入った料理に投票し、その重量で優勝が決まる仕組みで、今回は神奈川県の「厚木シロコロ・ホルモン」が１位に選出された。２位は「八戸せんべい汁」（青森県）、３位は「各務原キムチ鍋」（岐阜県）だった。地元福岡の「久留米やきとり」は特別賞のばさらかうまか賞だった。

　2006年に第1回大会が青森県八戸市で開催され、静岡県の「富士宮やきそば」がグランプリで、静岡県富士宮市で開催された2007年の第2回では「富士宮やきそば」が二連覇した。これまで二連覇を達成してきた富士宮やきそばは、今回は連覇を逃した。

　イベントでは「品目別」・「時間帯別」の食券制を導入し、例えば「久留米やきとり　1日午後１時」の食事チケットを購入した場合、指定時刻以降ならいつでも久留米やきとりのブースで受け取ることができる仕組み。逆に食事チケットがあっても指定時間以前には受け取れない。 なるべくたくさんの来場者に食べてもらえるよう１料理につき1人3枚まで購入できるようにした。

　主催者発表では、今回のイベントに地元の食文化を体験できる「くるめ食の祭典」とあわせて2日間で20万3000人が訪れた。次回は来年9月に秋田県横手市で開かれる。

2008年11月3日