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■総務省が「定住自立圏」全国市町村長サミット2010を10月に開催

 総務省及び定住自立圏市町村長サミット2010 in 南信州実行委員会(以下、実行委員会)は、10月28日(木)、29日(金)に長野県飯田市で「定住自立圏」全国市町村長サミット2010を開催する。

 「定住自立圏」とは、中心市と周辺市町村とが1対1で締結する協定に基づき役割分担し、相互に連携するという構想。中心市に圏域全体の暮らしに必要な都市機能を集約的に整備すると同時に、周辺市町村では農林水産業の振興や豊かな自然環境の保全等を図るなど、互いに連携・協力することにより、圏域全体の活性化を図るというもの。2008年6月に閣議決定された「経済財政改革の基本方針2008」では、「定住自立圏構想」の実現に向けての方策を各府省が連携して推進する方針が示された。

 「定住自立圏構想」が策定された背景には、日本全体での人口減少・少子高齢化が深く関係している。国立社会保障・人口問題研究所が発表した「日本の将来推計人口(2006年12月推計)」の推計によれば、2007年以降の30年間に地方圏の人口は約1,178万人減少するなど、将来が極めて厳しくなると予測されている。地方圏において安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にもそれぞれのライフステージやライフスタイルに応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出することが急務となっている。

 平成21年4月から全国で取り組みが展開されており、平成22年7月2日現在、宣言中心市(中心市宣言を行った市)は54市、定住自立圏(定住自立圏形成協定の締結又は定住自立圏形成方針の策定により形成された定住自立圏)は35圏域に達しているほか、ビジョン策定市(定住自立圏共生ビジョンを策定した宣言中心市)は24市となっている。

 今回のサミットでは、「定住自立圏」の推進に取り組む市町村長の事例発表や課題の検討、議論を通じて、「定住自立圏」形成に向けた取組が促され、地域経済の活性化につながることが期待されている。

 「定住自立圏」全国市町村長サミット2010の概要は以下の通り。  

「定住自立圏」全国市町村長サミット2010
■日時:2010年10月28日(木)14:00〜18:00
          10月29日(金)9:00〜12:30
■会場:10月28日(木):シルクプラザ(長野県飯田市)
     10月29日(金):シルクホテル(長野県飯田市)
■主催:総務省、定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州実行委員会
■後援:長野県市長会、長野県町村会

■内容:
【全体会】 10/28(木) 14:00〜16:15 シルクプラザ
・基調講演「定住自立圏の構想と思想」 佐々木毅氏(学習院大学法学部教授)
・総務省施策紹介
・地域おこし協力隊・地域力創造アドバイザー事例発表

【人材交流ひろば・交流会】 10/28(木) 16:30〜18:00 シルクプラザ
・一般参加者、市町村長等による意見・情報交換

【分科会】 10/29(金) 9:00〜11:15 シルクホテル
・《医療分科会》《地域づくり分科会》《産業振興分科会》の3つのテーマ毎に分科会を開催。
・各分科会のコーディネーターと市町村長による取り組み事例の発表、意見交換

【全体会総括】 10/29(金) 11:30〜12:30 シルクホテル
・統括コーディネーターと分科会コーディネーターによるパネルディスカッション

■参加費:無料(人材交流ひろば参加の場合は参加費3,000円)
■申込締切日:2010年8月10日(火)
■申込方法:参加申込書をFAXで送信
※参加申込書は飯田市のホームページ(下記URL参照)からダウンロード可能。
■問い合わせ先:
《サミットの内容について》
定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州実行委員会事務局(飯田市企画部企画課内)
TEL:0265-22-4511、FAX:0265-53-4511
《サミットの参加申込について》
株式会社 南信州観光公社 (担当:高橋・高瀬・松下)
TEL:0265-28-1747、FAX:0265-28-1748

関連情報:   飯田市「定住自立圏全国市町村長サミット2010 in 南信州」ホームページ
                   総務省 定住自立圏構想 ホームページ

2010年8月6日







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