■全国1000市区町村を評価する「地域ブランド調査2009」を実施へ |
ブランド総合研究所は、国内1000市区町村と47都道府県を対象に、「認知度」「魅力度」「情報接触」「イメージ」の4つの視点と、「観光」「居住」「産品」の3つの構成要素から調査・分析し、評価を行い、そのブランド力を比較する「地域ブランド調査2009」を実施する。調査期間は7月上旬〜中旬で、全国の約3万人の消費者から回答を得て、市区町村の魅力度ランキングを9月上旬に発表する予定だ。
地域ブランド調査は、2006年から実施しているブランド総合研究所の独自調査で、今回が4回目。市区(と一部の町村)を、過去のデータと比較することにより、その地域のブランド評価がどのように変化したかが把握できる。2008年の調査では、「もっとも魅力的な市」の第1位が3年連続で札幌市となり、2位・函館市、3位・京都市、4位・横浜市、5位・小樽市と北海道の都市が上位5位中3つを占めた。
本調査の調査項目は、市区町村の魅力度をはじめ、認知度、情報接触度、観光意欲度、訪問目的、居住意欲度、産品購入意欲度、イメージ・地域資源の評価など63項目におよび、これら集計・分析することで、1)県内順位、全国の順位、2)ブランドが誰から評価されているか、3)何が評価されているか、4)ブランド力の伸び率(昨年、調査対象となった地域のみ比較集計を実施)、5)調査データを加工して独自の分析ができる(消費者の属性別等で分析が可能)、といった特徴がある。
この調査の対象地は、国内全783市に、特別区(東京23区)と、地域ブランドへの取り組みに熱心な町村(約194町村を想定)、および47都道府県を加えた1047の調査対象を想定している。、また、対象地となる町村からの自己推薦も受け付けており、6月16日(火)まで所定の用紙によるFAXまたはe-mailで受け付けを行う。
関連情報:
国内1000市区町村及び47都道府県のブランド力を徹底比較! 回答者3万人の大規模調査「地域ブランド調査2009」を実施
|