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■「鉄道むすめ」キャラクター活用した地域活性化の新ビジネス

 大手玩具メーカーのタカラトミーの子会社トミーテックが発売している女性フィギュア「鉄道むすめ」というキャラクターを活用した地域活性化ビジネスが進みそうだ。「鉄道むすめ」は、実際の鉄道会社の現場で働いているという設定で、その現場の制服を着たオリジナルキャラクター。数点のパーツから成るフィギュアと台座、そのキャラクターが活躍する鉄道の現場が描かれたインストラクションカードという製品構成で、フィギュアは10センチ程度。価格は525円から630円で、鉄道マニアなどを中心に人気が高まっている。

 たとえば、「船橋ちとせ」というキャラクターは、小田急電鉄で働いている駅員、「久慈ありす」は三陸鉄道の運転士、「井草しいな」は西武鉄道の車掌といった具合。岩手県の三陸鉄道では、車内で地元のお菓子を振る舞う毎年恒例の「スイーツ列車」を運行しているが、今年は同鉄道に働くという設定の「久慈ありす」の名を冠したイベントとして、同キャラクターを描く漫画家が参加して特典を付けたところ、募集開始とともに乗客36人の8割を県外客が占めたという。これまで地元客が中心のイベントだったが、乗客に欲しい関連グッズなどを聞くなど商品開発の機会にする。  

 また、東武鉄道は、同鉄道の駅員という設定の「栗橋みなみ」をSFとーぶカード(パスネット)のデザインに使ったり、本シリーズを基にしたテレビドラマが作られるなど、様々な活用が進んでいる。地域活性化の新しい策となるかもしれない。

関連情報:
トミーテック 鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜 

2008年11月24日




   



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