2015年2月1日、沖縄軽便鉄道開通100年記念イベントが開催され、バスタオルを持って人の列を作る「最も長いヒューマンタオルチェーン」への挑戦に1,415人が参加し、ギネス世界記録に認定された。

これまでの記録は2014年3月にアメリカハワイ州で達成された1113人。
参加者１人でも失敗した時点で挑戦全体が失敗となってしまう非常に厳しいルールであったが、全員が心を一つに挑戦し大きな記録を作り上げた。

与那原町が企画し、運営や準備は地元の中高生ボランティアグループ「与那原町子供会ジュニアリーダークラブ」が担当。地域を盛り上げたいという思いで勉強の合間や休日を使い、参加者の募集や当日の運営など入念な準備を重ねてきた。

今回のイベントの担当を務めた兼城賢翔さんは「参加者を集めるのに非常に苦労したが、仲間たちと声をかけあってたくさんの人に参加してもらえて感動した。くじけそうになったが、ギネス世界記録を地域の方と一緒に達成できて本当に嬉しい」と語った。
来年からは県外の大学へ進学し地域づくりの専門分野を学ぶ予定で、将来は与那原町で活躍したいと目を輝かせていた。

ギネスワールドレコーズ公式認定員よりギネス世界記録達成のアナウンスが流れると、参加者はカチャーシーを舞って喜びを表現した。

記録名：Longest Human Towel Chain
記録：1415人
認定日：2015年2月1日

※紹介している記録は挑戦当時のものです。現在は記録が更新されている可能性があります。