404人で「もみじの葉」を表現 長野県箕輪町

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2017年10月10日

2015年9月6日(日)長野県箕輪町でギネス世界記録への挑戦が行われ、同町で初めてギネス世界記録に認定された。今回箕輪町で達成されたギネス世界記録は、「世界最大のヒューマンもみじの葉」(Largest human maple leaf)という記録で、今回の挑戦が世界で初めての挑戦となる。

この挑戦は、長野県箕輪町発足60周年を記念した町の特別イベントであるが、実はギネス世界記録も今年が60周年にあたる年であり、ともに60周年を祝う挑戦となった。

「世界最大のヒューマンもみじの葉」という記録は、もみじの葉の色である赤色の服を着た人がもみじの葉の形に並び、それを構成する人数の多さを競う記録となる。

今回は世界で初めての挑戦ではあるが、決して何人であっても認定を受けられるわけではなく、ギネスワールドレコーズ社が定める最低基準250人を超えなければ認定とはならないルールが課せられた。

挑戦当日、世界記録を達成しようと、町内の中学生や高校生を中心に一般参加を合わせて400人以上がつめかけた。

天候はあいにくの雨ではあったが、共通のTシャツと帽子を来た参加者が続々と並び始め、もみじの葉を表現した。
計測された人数は「411人」。上空からドローンでのビデオ撮影を行い、厳格な審査が行われた。

1回目の挑戦、誰もが成功を信じたが、審査結果はまさかの失敗。
挑戦中の間、高ぶった気持ちからとび跳ねたり、少し動いたりしたことで隙間ができており、そのわずかな隙間が失敗となった。

世界記録の厳しさに参加者の顔は真剣な顔つきに変わった。
より激しくなる雨の中、2回目の挑戦にも参加が404人と、ほとんどの方が参加した。

1回目とはまるで違う緊張感の中、入念な整列を行い、スタッフの間でも何重にも隙間等がないかチェックを行う。
参加者も挑戦中は微動だにせず、会場は静寂に包まれた。

そして、審査に立ち会ったギネスワールドレコーズ社のマクミラン舞公式認定員から審査結果が告げられた。
「404人の参加が認められ・・・そのうち失敗した人は無し、404人でギネス世界記録に認定です!」
箕輪町の60年の歴史に、ギネス世界記録認定が刻まれた瞬間となった。

記録名:Largest human maple leaf
記録:404人
認定日:2015年9月6日

※紹介している記録は挑戦当時のものです。現在は記録が更新されている可能性があります。

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