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■忠臣蔵にからめて、身近な“怒り”の川柳を募集

 兵庫県の赤穂商工会議所は、10月1日から「身近な”怒り”の川柳コンクール」の作品募集を開始する。 これは、赤穂が「忠臣蔵」のふるさとであることから、赤穂を「怒りのまち」としてアピールしようと2004年から実施しているもの。

 四十七士達の怒りの行動が一般大衆を魅了して、後世まで語り継がれる忠臣蔵という物語となったのは、単に仇討ちということだけではなく、理不尽な幕府に対する想いが赤穂義士たちの義憤公憤として形に現われたものといえる。

 赤穂では、この"怒り"という資源を地域活性化の切り口として川柳コンクールを実施し、「怒りのまち赤穂」というブランドを全国に発信して新しい文化の構築を目指していくとしている。

  昨年度は、全国から寄せられた1471句の中から、県内の男性の作品が大賞に選ばれたほか、義士の数と同じ47作品が入賞した。

【2005年度の入賞作品】
大賞 利子よりも 高い切手で 来た通知
優秀賞 転勤も リストラもなく 職もなく
定年後 誰が決めたか 妻の部下
働いた 汗より株が でかい顔
 

関連情報:
2006「怒り」の川柳コンクール http://www.ako-wai2.com/%7Esenryu/index.html

関連ニュース:
“怒り”もブランド?、赤穂で川柳募集し浅野匠頭の命日に奉納 (2006年3月20日) 

2006年9月30日

 


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