宇都宮市、百人一首大会でギネス世界記録達成

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2020年3月17日

2019年10月27日(日)、ブレックスアリーナ宇都宮で開催された百人一首市民大会において、「同時にかるた遊びをした最多人数」のギネス世界記録挑戦が行われた。

実施主体は、宇都宮市と市内の経済団体、企業などで構成する宇都宮ブランド推進協議会(会長 古池弘隆)。

今回の挑戦は、宇都宮で育まれた百人一首の文化を広く市内外に発信することを目的としていた。

今に伝わる逸話によれば、宇都宮城の第5代城主・宇都宮頼綱(よりつな)が、鎌倉幕府から謀反の疑いをかけられて出家した後、出家先の京都で交流のあった藤原定家に和歌の選定を依頼し、まとめられたものが小倉百人一首の元になったという。

こうした背景から、宇都宮では百人一首のゆかりの地として、毎年市民大会を開催してきたのだ。

今年の大会で第25回を数えるのを機に、ギネス世界記録への挑戦を企画。「同時にかるた遊びをした最多人数」(Most people playing karuta simultaneously)というカテゴリで、2017年に岐阜県高岡市で記録された662人を超える人数での挑戦を目指した。

記録挑戦は市民大会の予選1回戦で実施。学校で練習を積んできたという子ども達から、熟練した個人戦まで、全701人の挑戦が認められ、世界一に認定された。

注目の挑戦ジャンル

周年記念 1,000人で!
2,000人で! お米
折り紙 ダンス