地域ブランドNEWS　■田中章雄のブランド戦略日記 Vol.25 住民はどれだけ環境に配慮した取り組みをしているか「都道府県別エコへの取り組み調査」より



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■田中章雄のブランド戦略日記 Vol.26
地域ブランドをめぐる2008年の10大ニュース

　あと１週間で今年も終わりになります。
世界同時不況に突入して、日本経済も非常に厳しい状況ですが、地域の活性化も待ったなしになっています。今回は今年１年間の地域ブランドをめぐる取り組みや事件等をまとめてみました。
　題して、田中が個人的に選んだ「地域ブランド10大ニュース2008」です。

　今年は農商工連携促進法が施行され、農林水産物・食品地域ブランド化支援事業や、地域資源活性化プログラムも続々とスタートしました。そして、地域資源∞全国展開プロジェクトなどをはじめとする地域や中小企業支援策が拡充されたほか、国や都道府県、市町村、関連団体などから様々な支援策や補助金などの施策も実施されました。
　まさに官民あげて地域活性化への取り組みが急激に進んだ一年といえるのではないでしょうか。

◆地域資源活性化プログラムが続々認定（1/12）

◆農水、経産両省が農林水産分野の知的財産保護で連携（1/12）

◆農水省、「農林水産物・食品地域ブランド化支援事業」のを開始（2/18）

◆東京・表参道に地域資源アンテナショップ「Rin」がオープン（4/25）

◆農商工等連携促進法が施行（7/21）　（外部リンク）
http://j-net21.smrj.go.jp/expand/noshoko/description/index.html

◆観光庁が発足、「観光立国」の推進体制を強化（10/1）

◆33事例に学ぶ地域ブランド成功法則の書籍を発刊（10/24）

◆「地域ブランド調査2008」市区町村の魅力度、札幌市が３年連続1位

◆地域発のいいものだけを紹介「地域ブランドお取り寄せ」がオープン（12/1）

◆地域団体商標、１２月まで登録査定は計４１０件（12/23）

　これらの取り組みの一方で、1月30日に中国産冷凍餃子による食中毒事件が発生したことをきっかけとして、地域で生産した安心・安全で品質の高い商品を求める消費者の声はますます高まりつつあります。このニーズに対応できた地域は、生産製造が追いつかないくらいの活況です。また、各地にこだわり商品に対するニーズも急速に高まってきています。
　ほかの商品より数倍もの価格の商品が飛ぶように売れ、数カ月も待たなければ手に入らないという商品も数多くあります。

　こうした状況をもとに、全国各地にある農林水産物や工芸品やそれらの清算技術、観光資源、イベント、人物などの様々な地域資源を活用して新たな商品やサービスを開発し、地域を活性化しようという取り組み、つまり「地域資源を活用した地域ブランドづくり」が盛んになった１年といえるのではないでしょうか。

コラムの内容についてのご意見やご質問、そして情報などは何なりと田中(tanaka(AT)tiiki.jp)までメールでお送りください。 ※メールのあて先は(AT)を＠に置き換えてお送りください。

2008年12月24日

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Vol.27 美味しいだけじゃブランドにはならない (2009年1月13日)

Vol.26 地域ブランドをめぐる2008年の10大ニュース(2008年12月24日)

Vol.25 住民はどれだけ環境に配慮した取り組みをしているか「都道府県別エコへの取り組み調査」より (2008年11月10日)

Vol.24 「電子メールは地域活性化に不可欠！」～メールの悩み10選。情報過疎化とイメージダウンにご注意を～(2008年11月4日)

Vol.23 地域ブランド調査2008、「産品は伊万里市が１位、輪島は２位に。富良野と小樽は上昇」 (2008年10月27日)

Vol.22 地域ブランド調査2008、「食品は豊富な札幌が逆転１位。宮崎は急上昇７位へ」 (2008年10月22日)

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